Healthy Aging Prize for Asian Innovation
アジア健康長寿イノベーション賞2024
応 募 期 間: 2024年2月28日(水)~ 2024年5月31日(金)
日本を含むアジア各国から、高齢化に対応する革新的な取り組みを募集します
日本はアジアにおいていち早く長寿化を達成し、現在では世界で最も高齢化が進んだ国となりました。一方、他のアジアの国々でも長寿化がこれまでにない速さで進んでいます。誰もが健康で活動的な高齢期を過ごすことができる「健康長寿社会」の実現は、もはやアジア各国共通の課題となっています。
日本国際交流センター(JCIE)と東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)は、2020年に「アジア健康長寿イノベーション賞」を創設しました。本賞は、日本を含むアジア14か国・地域より、高齢化による様々な課題の解決となる革新的な取り組み(プログラム、サービス、製品、政策)を、以下の3分野で募集・表彰することにより、アジア地域内で優れた知見を共有し、その実際の応用を後押しすることを目的としています。
これまで全3回公募を行い、アジア13か国・地域から237件もの応募が集まり、そのうち9か国に所属する28団体を表彰してきました。
本年も皆さまからの意欲的な取り組みのご応募をお待ちいたします。
応募要項(日本国内事例募集)
テクノロジー&イノベーション
革新的な技術や手法、発想等により、安全で効率的に高齢者の自立を促している事例、あるいはそれにより介護者の身体的・精神的・時間的な負担軽減につながる事例
コミュニティ
高齢者を地域で支える取り組みや世代間交流の機会を通して、その地域に住む高齢者の健康、活動的な社会参画、安全な暮らしの維持に貢献している事例
自立支援
高齢者が日常生活動作(ADL)を維持しながら、住み慣れた地域で生活し続けられるよう心身機能を維持・向上、あるいは回復させることを目的とする事例
賞の対象
アジア健康長寿イノベーション賞では、以下の問題意識を基本としています。
- 高齢者が社会とのつながりを保ちつつ、健康で活動的に、生きがいのある生活を送るためにはどうすればよいか?
- どうすれば高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を継続することができるか?
- いかに質を保ちながら効率よく高齢者に介護を提供できるか?
- 独居など社会的に孤立しがちな高齢者を含めて、地域在住高齢者の社会参画をいかに促すか?
- 認知症の有無にかかわらず共に生きる共生社会を目指す、あるいは認知症になるのを遅らせるために地域ではどのような取り組みが実践されているか?
- 介護ロボットやICT機器のような革新的技術や手技、またはそれらを活用することで、どのように高齢者や高齢者介護に関わる人の健康やウェル・ビーイングを叶えられるか?
- 高齢者の健康長寿達成、高齢者ケアの向上に向けて、政策的にどのような対応ができるか?
- 感染症の流行やその他の危機に対する社会の強靭性をいかに高め、高齢者を守ることができるか?
- 一般の人々や高齢者自身が持つ高齢者に対する否定的な固定観念を克服するために何をすべきか?
活動拠点地域: 日本
※ 本賞では、日本のほか、アセアン加盟国、韓国、中国からも募集します。日本の組織で、日本国外で実施している事例を応募したい方は、英語もしくは上記の他国語(Other Languages)のメニューを使って、該当するページからご応募ください。
応募期間:2024年2月28日(水)~2024年5月31日(金)
詳細は、下記のアジア健康長寿イノベーション賞2024募集要綱をご覧ください。是非、皆様のご応募をお待ち申し上げます。